夏から秋にかけては茄子の旬で1年で一番美味しい季節です。
シンプルな焼き茄子は皮むきが一手間ですが、香ばしい風味とジューシーな食感と共に薬味と醤油の味がからまり本当に美味しいですよね。
焼き茄子の皮を剥くときに、実も一緒にはがれてしまった経験はありませんか?
皮をきれいに剥くコツをご紹介します。
焼き茄子の皮をきれいに剥くコツ
ナスのへたのまわりにぐるっと切れ目を入れて、余分なへたは落とします。
皮が剥き易くなるので、おしりの方も軽く切り落としておきます。
オイル(菜種油、サラダオイル等なんでもOK)をキッチンペーパーなどで塗っておくと、表面の温度が高くなるのでむきやすくなります。
グリル、オーブン、または網の上で焼きます。
網を使う場合はナスの皮が焼ける温度を上げたいので、ホイルをかぶせます。
ナスを転がしながら全面を焼きます。
ナスの表面がシワシワになり、パリパリとしてきたら出来上がりです。
かなり熱いので、指先を水につけながら皮をむきます。
(水につけると風味が落ちてしまうので、水にはつけないでくださいね。)
少し時間を置いてからでもいいのですが、冷えすぎてしまうと剥きにくくなってしまうので注意しましょう。
まとめ
秋茄子は嫁に食わすなといいますが、秋茄子は体を冷やすからというお嫁さんの体を想う説と、美味しい茄子を嫁に食べさせるのがもったいないという説と二通り聞きますね。
秋なすが体を冷やすというのは、茄子の水分が多い事からきているのでしょう。
なすは90%以上が水分でできているのです。
カリウムが豊富なので老廃物を排出する助けもあります。
そしてなす独特の紫色はポリフェノールの一種「ナスニン」によるものです。
皮がきれいに剥けた焼き茄子を作っていろいろな料理に応用してみてくださいね。