合唱コンクールの課題曲や自由曲を練習していて、どうしても主旋律のソプラノのメロディにつられてしまうっていうことありますね。
とくにアルトのパートは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?
合唱コンクールで勝ちたい!テストでアルトのパートを歌わなければならない、、がソプラノにつられてしまうという方にハモリでつられないコツをご紹介します。
合唱のハモリでソプラノにつられないでアルトを歌うコツは?
なぜつられてしまうの?
アルトの旋律ってどの楽曲にしても難しいことが多いですよね。
メロディを覚えにくいし、合唱コンクールの定番、「大地讃頌」などもどうしても主旋律のメロディがたっているので、アルトのメロディをしっかり覚えていないとすぐにソプラノにひきずられてしまいます。
つられてしまうのはアルトの旋律をしっかり記憶していないのに、歌っているときにソプラノのメロディを聞いてしまうからなんですね。
だからといって、ソプラノを聞かないように大声を張り上げてアルトのパートを歌うのは合唱とは言えませんよね。
ソプラノ、アルト、テノール、バスが響き合ってハーモニーが生まれて初めて合唱になるのです。
和音を意識してそれぞれのパートを聞きつつ歌えることが理想です。
練習方法
個人的に練習する場合
徹底的にアルトの旋律を覚え込むしかないのですが、できれば楽器でメロディを確かめながら歌の練習をするのが良いと思います。
ピアノがあればいちばんいいのですが、なければ家にある楽器で。
リコーダーでもいいですし、最近はスマホのアプリにも自分で演奏する機能があるのでそういうのを利用して音取りをしてもいいですね。
しかし楽譜が読めないとこの練習方法は難しいと思いますので、そういう場合は学校でアルトのメロディを先生に頼んで録音させてもらうか、音源をもらえるようにお願いするのがいいと思います。
その音源を繰り返し聞いて覚えることです。
主旋律がアルトと思えるようになるくらいにアルトのメロディを聞いては歌うを繰り返して、記憶します。
ソプラノのパートの人に小さな声で一緒に歌ってもらうのもおすすめです。
それでつられないようになったら、普通の音量で一緒に歌います。
その時に音が響き合ってハーモニーが生まれると合唱がすごく楽しくなります。
これを感じることができたらもうしめたものです。
あとはYouTubeが見られれば、有名な曲はパート毎の歌がアップされていることもあります。
大地讃頌などはパート毎に音源がアップされているので、アルトのパートが完璧に覚えられたら、ソプラノにかぶせて歌う練習をすればいいですね。
アルトの旋律を普段から口ずさむようにして、徹底的にメロディを脳と体に沁み込ませましょう。
練習すれば必ずつられないで歌えるようになりますよ。
集団で練習する場合
集団で練習する場合は、アルトの音がしっかりとれる人の側で歌うソプラのにつられないのでいいですね。
合唱コンクールなどでは、ひな壇のような形になるので、後ろに音のしっかり取れる人が並ぶようにします。
練習するときはソプラノとアルトの音合わせのときに、それぞれのパートと向き合って歌う練習をするようにします。
まずは一番離れた距離から。
その後徐徐に距離を縮めながら練習するようにしてみてください。
そのようにすると、最後に並んで練習してもソプラノの音につられないでハモルことができるようになります。
ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
どうしてもソプラのにつられやすいアルトですが、主旋律の印象が強くなる場合が多いので、しょうがないですね。
まず、ソプラノのパートにつられないようにするには、自分の中でアルトを主旋律に思えるくらい練習するという王道を行くしかないと思います。
あと、練習のときは音階をしっかり取れている人の隣にしてもらうとか、また耳を包むようにして手をあてると自分の声がよく聞こえます。
このような小さな工夫を積み重ねてみてくださいね。
その上で美しいハーモニーを意識し、他のパートを聞きながらもアルトのパートをしっかり歌えれば、合唱の醍醐味を楽しめますよ。
ぜひ、しっかり練習して美しいハーモニーで合唱コンクールや歌の試験に臨んでくださいね。
今回はソプラノとアルトの関係で書いていますが、他のパートに置き換えることもできますので、ぜひ参考になさってみてください。