七夕の起源や由来と笹飾りの意味、星のお皿の作り方

季節の行事

七夕の起源や由来と笹飾りの意味、星のお皿の作り方

投稿日:2017年3月7日 更新日:


七夕の頃になるとあちこちで笹(竹)に飾られたカラフルな短冊が、風にゆらゆらと揺れてにぎやかな様を見かけるようになります。
七夕について知っていることはどんなことですか?
織り姫と彦星が一年に一度だけ会える日?短冊に願い事を書いて笹に飾る日?
知っているようで知らない七夕の由来についてお話します。

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誰もが知っている七夕ですがその起源や由来は何でしょう?

七夕は年に一度、織り姫と彦星が天の川を挟んで会えるという誰もが知る中国の伝説と、日本に古くからある「棚機津女(たなばたつめ)」という信仰、習い事などの上達を願う中国の行事「乞巧奠(きこうでん)」が混じり合い現在のような形になったといわれています。

※七夕物語〜織り姫と彦星の伝説
天の神様の娘で織物の上手なお姫様がいました。
お姫様(織り姫)が身なりも構わず、一生懸命織物に精を出す
のを不憫に思った天の神様が、お姫様の結婚相手を探します。
そうして出会ったのが、牛の世話に励む勤勉な若者の牽牛(彦星)です。
二人はめでたく結婚し仲良く暮らしますが、
仲がよいあまり織物や牛の世話をしなくなってしまいました。
それに怒った天の神様は二人を
天の川を隔てて、お姫様(織り姫)を西に、
牽牛(彦星)を東に離ればなれにしてしまいます。
けれども二人があまりに嘆き悲しむので天の神様は
一生懸命に働くなら年に一回、七月七日に会わせてあげようと言います。
こうして二人はまた一生懸命働くようになり、
年に一回、七月七日に会うようになりました。

この織り姫と彦星の伝説から中国では女性がお裁縫が上達するように
祈る「乞巧奠」という行事が生まれました。それが奈良時代以降日本の
宮中行事取り入れられ、日本の古くからの信仰「棚機津女」とも重なって
現在のような七夕祭りのような形になったと言われています。

願い事の短冊や笹飾りの意味は?

七夕の頃になると子どもたちは願いごとを短冊に書くのが大好きですよね。
どうして短冊に願い事を書いて笹竹飾るようになったのでしょうか?

昔はサトイモの葉に溜まった露を「天のしずく」と考えて、その露で墨をすって
字の上達を願いました。神様から授かった天のしずくを受ける傘の
役目をサトイモの葉がしていると考えられていたからです。
短冊や色紙に字の上達を願って、お星様に祈りごとをするお祭りとなったのは
寺子屋が流行りや手習いごとをする人が出てきた江戸時代ごろからです。

七夕伝統の七つの飾り物

五色の短冊  短冊には願い事だけでなく、「天の川」など
七夕に因んだ絵や言葉を書いて下げます。
五色というのは赤・青・黄・白・黒(紫)のことで、
中国の陰陽五行説という思想からきています。

※陰陽五行説とは?
中国古代の思想で万物は木・火・金・水・土から構成され
それぞれが相互作用で成り立っているという考えで、
木ー青 火—赤 金ー白 水ー黒 土ー黄というように
それぞれの色に対応しているとされています。

折り鶴    鶴は千年の故事にあやかり家族が長生きしますように

神(紙)衣   お裁縫が上達して着るものに困らなくなりますように

財布(巾着) 商売繁盛 お金が貯まりますように

投網     豊漁、豊作になりますように

吹き流し   五色の糸を表し、織物が上手になりますように

くずかご   (七夕に使った紙の切れ端を入れて)物を大切にする人になりますように

など飾りひとつひとつにきちんとした意味があります。
七つ飾りについてはこちら

どうして笹(竹)に飾られるようになったのでしょうか?

笹(竹)は古代から日本では神聖なものとされてきました。
天にまっすぐ突き刺さるように育ち、成長が早く年中青々としている様などが、生命力の象徴として、
また笹の葉は強力な殺菌力を持つことから魔除けなどの神事に古代から使われていました。
そこから神聖な行事には笹や竹が使われるようになり、七夕飾りにも笹や竹が使われるようになりました。

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※笹と竹の違いは?
一般的には大型のものを竹、小型のものを笹と読んでいます。
・成長すると皮がはがれて茎の部分がツルツルしているのは『竹』、成長しても枯れるまで皮が残っているのが「笹」
・茎から出ている枝の本数が2本のものが「竹」、3本以上のものが「笹」
などの見分け方があります。

星のお皿を作って七夕を楽しく過ごしましょう

とっても簡単!手作りの星のお皿を作ってみませんか?
五角形に切った厚紙を写真の点線のように折り目を付けると
星形が生まれます。
実線の部分に折り目をつけて立ち上げると立体的な星形のお皿になります。



きれいな和紙やかわいい包み紙などを上からかぶせて貼れば、また違った趣になりますよ。

子ども達にとって星形はとっても魅力な形です。
お子さんの好きなものをのせて七夕のおやつなどに出してあげると、とても喜ばれるでしょう。

まとめ

子ども達の大好きな七夕祭り、
短冊に書く願い事は本来は字の上達を願うことから始まったのですね。
欲しいものを書くよりも習い事や学業の上達を願うのが正当派(?)かもしれません。

七夕飾りは簡単なものが多いので、お子さんと一緒に作りながら、その意味などを話してあげるといいですね。
どんなものでも意味があることを知ることは、お子さんの成長の手がかりとなることでしょう。
また織り姫と彦星のお話も一緒にお風呂に入ったときや、笹飾りを作りながら素話でしてあげると、とても喜びますよ。
簡単なお話なので、ぜひ素話で語ってあげてください。

お子さんと一緒にぜひ楽しい七夕をお過ごし下さいね。

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