6月に入るとあじさいが生き生きと色づき、雨の日の憂鬱な気持ちを和ませてくれますね。
鎌倉はあじさいの名所として近年ますます人気が高まりシーズン中は多くの人が訪れます。
古都鎌倉の雰囲気とあじさいの花を楽しむための有名な王道コースから、混雑を回避して効率よく回るコース、隠れた名所を回るこすなどをご紹介します。
鎌倉の長谷寺、御霊神社、成就院のあじさいの開花状況と混雑情報
目次
鎌倉であじさいを見るなら、おすすめのコース4選
①あじさいの三大名所を回る人気の王道おすすめコース
JR北鎌倉→明月院→JR鎌倉駅乗り換え江ノ電長谷駅→長谷寺→成就院(注2017年は階段改修工事の影響のためあじさいは見られません)→江ノ電極楽寺
明月院(あじさい寺) 明月院ブルーと呼ばれている日本古来の青色の品種を約2500株を揃えています。
8:30〜17:00(6月)
長谷寺 山に沿った眺望散策路で40種類以上の品種が鑑賞できます。8:00〜17:00 混雑時は入場制限がかかり整理券が出るときもあります。
成就院 由比ケ浜が見渡せる参道の両側にあじさいが植えられています。参道改修工事は終わり通行可能ですが、2017年はあじさいは咲きませんのでご注意ください。8:00〜17:00
②あじさいの三大名所を混雑を避けて効率よく回るおすすめコース
江ノ電長谷駅→長谷寺(8:00)→光則寺→御霊神社→バスもしくは江ノ電でJR鎌倉駅→JR北鎌倉→東慶寺→円覚寺→明月院(16:00)→JR北鎌倉駅
御霊神社を見学したあとに、長谷駅または鎌倉駅、北鎌倉周辺のどこかで昼食を摂るといいでしょう。明月院は16時過ぎが狙い目です。
光則寺 四季を通じて花の咲く花の寺として有名です。ヤマアジサイや菖蒲も見所です。
御霊神社 通称権五郎神社 江ノ電と沿線のあじさいの撮影スポットとして有名です。
東慶寺 手入れの行き届いたお庭が素敵です。手前にある東慶寺ギャラリーも必見ですよ。
円覚寺 境内が広いのでゆったりと鑑賞できます。休憩は如意庵の安寧がおすすめ、甘味が美味です。(ランチは第2土曜日のみ要予約)如意庵についてはこちらへ
③かくれた名所 おすすめコース その1
鎌倉駅4番バス大塔宮下車→鎌倉宮→永福寺跡→通玄橋→瑞泉寺→覚園寺→鎌倉駅
鎌倉宮 鳥居から本殿までと本殿の奥の神苑と2つのエリアにあじさいがさいています。神苑は拝観料が必要です。
瑞泉寺 通玄橋から瑞泉寺の総門に向かう小径のあじさいが見事です。
覚園寺 お坊さんが50分かけて境内を案内してくれます。(境内を自由に歩き回ることはできません)
④かくれた名所 おすすめコース その2
JR鎌倉駅西口(通称裏駅)→英勝寺→海蔵寺→川喜田映画記念館→鏑木清方(かぶらききよかた)記念美術館→JR鎌倉駅
英勝寺 鎌倉唯一の尼寺、あじさいと重要文化財の建物がよく似合います。山門の看板が見頃の花を教えてくれます。
海蔵寺 四季折々の花が咲く花の寺として有名、あじさいと同時に菖蒲も咲いています。
川喜田映画記念館 庭のあじさいがきれいです。
鏑木清方記念美術館 アプローチのあじさいが見事です。
鎌倉へあじさいを見に行く時期はいつがいい?
鎌倉のあじさいは6月上旬から7月上旬まで楽しめます。
(あじさいの種類にもよりますが、7月の上旬まではギリギリ楽しめます。)
特にあじさいが見頃になるのは、例年6月の第2周〜第3周目あたりになります。
鎌倉へあじさいのシーズンに見に行くときの混み具合は?
人気の明月院、長谷寺は平日でも混みますので、特に土日に行かれる場合はかなり混雑するでしょう。
特に長谷寺は入場制限がかかったり、整理券が出たりしますので(2016年は3時間待ちが発生しています。)出来るなら開門と同時くらいに訪れることをおすすめします。
土日だとそれでもすでに大勢の人が待っている状態ですが。。
まとめ
あじさいと鎌倉、せっかく雰囲気を楽しみに来ても待ち時間や人ごみで疲れてしまわないように、ちょっと時間をずらしたり、王道をはずして穴場を探して行くといいですね。
お天気の良い日より、雨の日の方が訪れる人が少なくなる傾向があるので、あえて天気の悪い日をねらうのも裏ワザです。あじさいも雨の日の方が生き生きとした姿を見せてくれます。
鎌倉の長谷寺、御霊神社、成就院のあじさいの開花状況と混雑情報