アナベルは最近人気のあじさいで、真っ白い小花が清楚でかわいいですね。
お庭に植えているお宅も増えています。
このアナベルですが、切り花にすると水揚げが悪くて、すぐしおれてしまうので、お部屋に生けたり、人に差し上げるのをあきらめていました。
水揚げが難しいと思っていたアナベルですが、友人から教えてもらった方法で水揚げをしたらとてもうまくいき、切り花のアナベルを長く楽しめました!
常備しているご家庭も多いのではないかと思いますが、あるものを使うといつまでもピンとした状態を保てます。
今回はその方法をご紹介しますね。
アナベルの切り花の水揚げに使うものとは?
今までは水切りをしたり、茎のなかの綿のようなものを搔き出すなど、あじさいの水揚げに良いとされる方法でやっていましたが、どれもうまくいきませんでした。
アナベルは水揚げが悪いと嘆いていたら、友人が「ミョウバン」を使うといいことを教えてくれました。
ミョウバンのなかでも焼きミョウバンは食品添加物として、茄子の漬け物の発色や甘露の煮崩れを防ぐ為に使われていますね。
アナベルの水揚げにはこの焼きミョウバンを使いました。
ボウルに張った水の中で、表面積がなるべく広くなるように斜めに茎をカットします。
(このとき、出来るだけ切れるハサミを使います。切れないハサミを使うと茎の中の水分の通り道が潰れてしまうのでうまく水があがりません。)
カットした面にミョウバンを直接つけます。
指の腹を使ってよくミョウバンを擦り込みます。
あとは花瓶に挿すだけです。
これだけでいつもは生けて半日くらいで萎れていたアナベルが、何日もピンとしているのでびっくりしました!
アナベルはぼんぼりのような白い大玉の花をつけるので、水揚げも尚の事難しいと思っていたのですが、これからは切り花も楽しめるとわかりとてもうれしかったです。
この方法で水揚げしたアナベルを近所の方に差し上げたらとても喜んで頂けました!
・水を張ったボウルなどの中で出来るだけ斜めにスパッと茎を切る。
・焼きミョウバンの粉末を茎の断面に直接つける。
そして2、3日に1回は花瓶の水を取り替えて、いつでも水をきれいな状態にしておくのもお花を長持ちさせる秘訣です。
その他の水揚げ方法を紹介〜焼き上げ
お花が痛まないように、切り口から2〜5㎝を出して、それ以外は濡れた新聞紙などでくるんでおきます。
ガスコンロを点火して、切り口の辺りを炭化するまで焼いて、すぐさま水を張ったバケツにピンとするまでつけておきます。
その他の水揚げ方法を紹介〜湯揚げ
こちらもお花か痛まないように切り口から5〜10㎝ほどを出して、それ以外は新聞紙などでくるんでおきます。
熱湯を少し冷ました状態(80℃くらい)のお湯を用意して1分ほどつけたのち(気泡がぷくぷく出てきます)、用意した冷水にすぐにつけます。
そのまま新聞紙にくるんだ状態にしてピンとするまで水につけておきます。
まとめ
水揚げの方法もいろいろありますね。
ミョウバンを使った水揚げは手軽なので特におすすめです。
可憐で清楚なアナベルを長く楽しめますよ。
ぜひお試しくださいね。