長い夏休みに何か工作してみたい!という人におすすめするのが羊毛フェルトです。
ふわふわの羊毛を専用の針でチクチク刺していくと羊毛同志が絡んで、立体作品が出来上がります。
主に羊毛と専用の針があれば出来るので、工作にありがちな面倒な後片付けがなく手軽にできますよ。
最近は手芸店や100円ショップなどでも手軽に材料が手に入りますので
ぜひお子さんと挑戦してみてはどうでしょうか?
今回は夏休みに水族館に行った時に見た「イルカ」を作る工程を解説します。
水族館の思い出を羊毛で作ろう!
材料
ブルー 〃 4g
芯になるモール 15cm
プラスチック製のさし目 5mm 2コ
道具
スポンジ
千枚通し(さし目をつけるときに使用します)
ボンド ( 〃 )
飾り用
クラフトバンド
材料や道具は100円ショップや手芸店(ユザワヤや東急ハンズ等)で揃います。
フェルティングニードル
羊毛専用の針です。
長さは8cmほどで、針の先にある切れ込みにより、羊毛に刺すことで羊毛の繊維が絡んでいき、繊維がしまり形が作られていきます。
乱暴に扱うとすぐに折れてしまいますので、取扱には注意してくださいね。
注2 添えている手を刺さないように針先から目を離さないようにします。
手を刺してしまうととっても痛い!です。くれぐれも手を刺さないように注意してください。
イルカの芯にはモールを入れています。
写真のものはパイプクリーナーを使っていますが、
一般的なモールで構いません。
①軽くモールを曲げておきます。
②モールの先から白のベースになる羊毛を巻き付けます。
口先の部分は少し固めに巻き付けます。
③ちょっと不細工なクロワッサンのような形に巻いてください。
④フェルティングニードルで全体を刺して形を整えます。
⑤ブルーの羊毛を(ヒレ3つ分を少し除いておきます)頭のほうから尾の方へ
とめていきます。
⑥尾の方に残った羊毛で尾びれを作ります。羊毛が足りない場合は足してあげます(分量外)
必ずスポンジを下に敷きましょう。
⑦残りの羊毛を3等分にして背びれ、胸びれを作ります。
イルカの本体に付ける部分はそのままふわっとさせておきます。
⑧背びれ、胸びれをつけます。
⑨形を整えます。
⑩口先はしっかり刺してとがらせましょう。
⑪さし目を付けます。目打ちで穴を空けておきます。
⑫さし目の先にボンドをすこしつけて千枚通しであけた穴に固定します。
⑬両目をつけたら出来上がりです。
飾る場合のアイデアとして紙のクラフトバンドを丸めたものをホッチキスで
とめて、中にイルカを吊るとかわいいですね。
クラフトバンドはダイソーで買いました。
子どもが作るとこんな感じです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ふんわりとした羊毛がだんだんと形になっていくとうれしいものですね。
針をさす時のサクサクとした感触が手に伝わるのも心地のよいものです。
羊毛の扱いや針の使い方に馴れれば、いろいろなものに挑戦したくなることと思います。
ほかにも水族館で見た魚や動物に挑戦してみてくださいね。