初めてレモングラスを栽培してススキのように大きく育ったけれど、このあとどうしたらいいの?
レモングラスって多年草?冬越しできる?大量の葉の利用法は?
レモングラス初心者にその収穫時期や活用法をお届けします。
レモングラスの収穫時期は?
レモングラスはインド原産のイネ科の植物で、育つとススキのような姿になります。
収穫時期は秋以降ならいつでも収穫できます。
レモングラスかどうかわからないときは、葉を指の腹でこすってみてレモンの匂いがすればレモングラスです。
熱帯地方原産で、日本では冬越しできないので、晩秋から春までは室内に取り込みます。
11月中には室内に入れた方がよいでしょう。
鉢植えなら刈り取ったあとはそのまま室内の日あたりのよい場所へ、地植えなら掘り上げて鉢植えにしてから室内に移します。
春になり地植えに戻す場合は株分けをするとまた大きく育ちます。
レモングラスの使い方
ハーブティーが一般的な利用方法ですが、ハーブソルトにしたりトムヤムクンに入れたりといろいろに活用出来ます。
生の場合の利用方法
レモングラスティーは生の葉を使う方が断然香りが引き立ちフレッシュな味を楽しめます。
その時は葉を少し揉んでからお湯を注ぐとより香りがたちます。
ある程度長いままで、スリコギ棒などで叩いて繊維をつぶしてもいいですね。
ミント系、特にアップルミントやレモンバームなどがあれば、一緒に使うとさらに美味しくなりおすすめです。
夏の暑い時期に使う分だけレモングラスをとってきて、レモングラスティーを作り、冷蔵庫で冷やしておくと清涼感たっぷりの飲み物になります。
はちみつを少しいれても飲み易いですよ。
レモングラスを使う料理で有名なのはカレーとトムヤムクンです。
根元の白い部分は香りも強いので、この部分を使うとよいでしょう。
チャック付きのビニール袋に入れて冷凍すれば1年近くは使えます。
乾燥させて使う場合の利用方法
根元から15cmくらいを残し刈り取って根元部分をまとめて逆さに吊るし、直射日光の当たらない場所で乾燥させます。
できれば乾燥した暗い場所だと緑色が残ってきれいです。
乾燥させたものをフードプロセッサーにかけさらに茶こしで越して、同量の塩とまぜるとハーブソルトができます。
天ぷらやフライに添えたり、野菜の塩漬けに使ってもちょっと変わった風味が楽しめます。
お茶にする場合は細かくしてから乾燥させると使い易いのですが、香りがとびやすいのでなるべく長めのまま乾燥させて、
使うときに切って使うとより香りを楽しめますよ。
まとめ
レモングラスは寒さに弱いハーブです。
せっかく大きく育ったレモングラス、そのまま冬枯れさせるのはもったいないですね。
秋になったら枯れる前に葉は刈り取って乾燥させ、お茶やポプリにしたり、また株は来年も楽しめるように室内に入れて越冬させましょう。